2017年度入試結果
受験生の少ない年でしたが、予想以上に健闘した方が多く、スタッフ一同喜んでいます。
東洋大学国際観光学部国際観光学科
大宮開成高等学校(特S)
栄北高等学校(特類)
叡明高等学校(特Ⅱ)
今期は受験生の多い一年を迎えます。引き続き気を引き締めて指導にあたります。
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不登校になったときの進路の考え方
不登校の生徒の場合、欠席の日数、評定がつかないといった点で進学には不利になりますが、なるべく有利な状況で受験ができるように考えていきます。
・北辰テストを受験する
自分の学力がどの程度がを知るためにも北辰テストは重要になります。それを踏まえて志望校の選んでいきます。
・私立高校の説明会・個別相談
北辰の結果(7月~12月実施)と1学期の通知表の写しを持参します。県内の学校と都内の一部の学校を回ってみる必要はあります。しかし、欠席が多いと良い返事はいただけません。
・県公立高校の説明会・個別相談
不登校の生徒の場合、一番の本命になるのが県公立高校になります。「不登校の生徒などを対象とした特別な選抜」で出願することで内申書の不利を補うことができます。またパレットスクールと呼ばれる多部制総合学科の高校も設置されています。
・通信制高校やサポート校
通学や家庭学習など自分に合った方法で高校卒業を目指すことが可能な学校です。編入も可能ですので、私はまずは全日制や、それに近いスタイルの学校にチャレンジすることが大切だと考えています。
フリースクールに通うことで出席になるのか
よすが学院を含め、不登校の方がフリースクールに通学することで学校を出席したという取扱を受けることは可能です。実際に当教室に通っている方で出席の取扱を受けている方がいらっしゃいます。
文部科学省の通達によって学校長の判断でフリースクールに通学することで学校を出席した扱いにできるようになっています。
しかし、実際に学校側の理解を得るのが難しい現実もあります。学校ごとの判断になりますので、ある学校は出席になっても、他の学校ではそうはならないこともあります。また、校長が変わったところで、学校の方針が変わることもあります。
もちろん出席にしていただければ良いですが、仮に欠席になっても、将来の進路選択を工夫することで、不利にならないことは十分に可能です。詳しくは次回に書きます。もちろん学校に通学する、現状できていない場合は復帰に向けて努力することは大事ですが、学校の取扱いの違いを過度に心配する必要はありません。
小1プロブレム・中1ギャップ・高1クライシス
「中1ギャップ」という言葉は以前から知っていました。高校進学時は何だろうと思い調べてみると「高1クライシス」というそうです。今年に入り、小学校1年生の不登校のお子さまを持つ保護者の方からの問い合わせが相次ぎました。そういうわけで調べてみたら「小1プロブレム」という言葉をみつけたわけです。
ここまでくると「クライシス」だの「プロブレム」だのという言葉自体に意味を見いだせなくなってきますが、入学時に何かしらの問題を抱える方が多いのは間違いないと考えます。
特に小学生の場合、6年間通うところを最初からつまずいてしまわれるというのは、今後のことを考えるとかなり心配になります。次回は実際にあった質問を元に考えていきます。
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サポート校合同説明会に参加しました
さいたま市文化センターで開催された「通信制高校・サポート校合同説明会」に参加しました。サポート校とは通信制高校の学習をサポートし、高校の卒業をお手伝いする教育機関です。
よすが学院も広域通信制高校と提携し、サポート校としての活動も行っています。地元ということもあり、多くの方のご相談をお受けいたしました。
北辰テストはいつから受けるべきか。
必ず受けなくてはいけないのは中学3年生の7月からになります。
どうしてかというと埼玉県内のほとんど、都内の一部高校では北辰テストの結果で事実上合否が決まるからです。多くの学校では中3の7月から12月までの5回のテストのうち、良かったもの2つの成績を基準にしています。
7月から回を重ねるに連れ、試験範囲が広がり、平均点も上がる傾向にありますので、いかに早い段階で得点できるかが入試の合否をわけることになります。まず7月の北辰に向け、1、2年生の復習をきっちり固めること、そして9月の北辰に向け、夏休みをどのように過ごすかが極めて重要になってきます。
もちろん、その後の挽回も可能ですし、最後まであきらめないことが入試でもっとも大切なことですが、夏で入試が半分決まるといっても過言ではないかもしれません。
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不登校ならサポート校?
中学生で不登校や相談室登校の方は最近増えていっています。このような場合、学校からは進学先として通信制高校のサテライトキャンパスやサポート校を勧められる場合がほとんどです。
しかし、たとえ出席日数がなくても通知票の評価をいただけていなくても全日制課程への進学は可能です。そして、ほとんどの方は進学後もきちんと通学することができています。
まずはできることから始めていくことが未来への第一歩になります。
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