北辰テスト(2014年10月実施)総評
新傾向問題となって2度目の実施です。昨年と比較して難化した状態が続いています。今後もこの傾向が続くと考えた方が良いでしょう。
国語(平均点50.8点)
時間が足りないという生徒が多くいるという印象を受けました。長文2題に古文や語句の問題に作文が加わりますので、当然といえるでしょう。問題文も長くなっていますので、決められた時間でいかに終わらすかということがポイントでしょう。作文は書くことさえできれば、得点になりますので、平均点が高めに出ているのではないでしょうか。ある程度国語力のある受験生は、公立の過去問に時間を測って挑戦してみましょう。
数学(平均点38.0点)
前回と同じく例年より低い平均点となっています。正答率が5割超える問題は半分もありません。しかし、確実に得点しなくてはいけません。正答率が3割を超える問題は比較的基本的な問題に見受けられます。きちんと復習に取り組みたいですね。
英語(平均37.9点)
公立入試に近づき、リスニングと長文、そして作文の構成になっています。早いうちでの文法や単語の習得はもちろん、長文と作文の対策も必要になります。この時期の受験生にとっては難しい問題が多かったと思います。
理科(平均36.0点)
知識の暗記だけでは対応できない問題も多くありました。もちろん知識の暗記がこれまで以上に重要になったことは言うまでもありません。知識を覚え、それを利用する練習を多く積んでいくしかないでしょう。
社会(平均46.4点)
前回がとても難しい問題でしたので、その反動なのか今回は易化しました。グラフや地形図を用いた問題が多く出題されています。落ち着いて読み取ればきちんと正答できるでしょう。
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