北辰テスト(2014年12月実施)総評
新傾向になってから4回目の試験で慣れてきたのでしょうか。当院の生徒たちはこれまでで一番健闘しました。入試本番に向けて気を緩めずに学習に励んでもらいたいと思います。
国語(平均57.7点)
普段と同程度の難易度でした。文法は特によく出題される「の」の識別が出されました。あまり文法に時間をかけることはおすすめできませんが、よく出題される識別の問題は、簡単でいいので練習しておくといいでしょう。時間との勝負になります。本番形式の問題でどんどん演習に取り組んで下さい。
数学(平均38.9点)
前回より難化しました。埼玉県は数学が特に難しく、実際の入試でもこのくらいの平均点になる可能性があります。大問1は誰もができなくてはならない問題です。優先的に復習を行い、足りない知識があれば必ず補うようにしましょう。また作図も出題されました。定規やコンパスがなくてできないということのないようにしたいですね。
英語(平均33.0点)
低い平均点が続いています。新傾向問題になって一番難化した教科の一つといえます。学校や塾の授業を受けているだけでは解けない問題かもしれません。リスニング対策はもちろん、文法を習得した後の文章読解にも力を入れていかなくてはなりません。作文を頑張って書けば得点できるかもしれません。なるべく簡単な文章を書くように心がけましょう。
理科(平均40.0点)
前回並みの平均点でした。大問1の小問集合以外は、単純に知識を問うのではなく、実際の実験をふまえながらの出題になっています。文章やグラフを落ち着いて読みこめば、多くの問題はそこまで難しいものではありません。時間をかけてもいいので、ゆっくり取り組んでできるようになることから始めてみてはどうでしょうか。
社会(平均50.8点)
50点前後で平均点が推移している傾向が続いています。地理や歴史に比べてないがしろにされがちなのですが、公民分野の出題もそれなりのウエイトを占めます。最近授業で教わったばかりの単元ですから、復習もやりやすいことでしょう。
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